歯科医療専門家向けの歯科医療の情報館です

経費削減の負のスパイラルに注意

2009年7月 6日 07:29

ある食品業の会社だが、テレビCMを1/3に減らしたら売上は約5%減ったが、それ以上のコスト削減効果により営業利益が3倍になったという記事があった。

これをもってテレビCMは効果が無いとすることは言えないが、どのくらいのCM量であれば最大利益となるかは、その企業や業種毎に検証しなければならないだろう。

日本の企業では、かねてより「業界におけるシェア」といった売上至上主義という怪物が徘徊していたが、重視すべきは最終利益であろう。

「経費をかけただけ売り上げが伸びる」よりも「経費をかけただけ利益が増加する」といったことに着目する必要があるのである。

と同時に「不況だから経費を削減する」によって「利益が減少する」という負のスパイラルに陥らないことも重要なのだろう。そして、何もこういったことは一般産業だけに言えることでは無く歯科医業にも言えるのだろう。

「患者が減ったから経費を削減しよう」という結果が負のスパイラルに陥らないで「必要な経費は積極的に費やそう」という視野も重要なのである。

と同時に、「経費を増やして売上を増やそう」ということも大事だが「売上は増えたが利益はさほど伸びていない」という結果にならないように注意が必要である。

なんと言っても、歯科医業はマンパワーに頼っており売上を伸ばすにはスタッフを含めた人的資産の疲弊は避けて通れないのですから。

例えば一人歯科医の標準的な歯科医院の最大利益(可処分所得の方がもっと大事だが)はどの様な業態で得られるのか?その辺をもっと検証する必要があるだろう。

コメントする

080116_02.gif (2728 バイト)


ジオターゲティング